彼女の家は素敵な美術品に囲まれていた。

だけど、美術商の両親は出張がちで離婚も秒読み。

優しかった彫刻家のお爺ちゃんも死に、遂に居場所がなくなった。

そんな時、スケッチブックを抱え街を彷徨う不思議な転校生に出逢った。

子供と大人の世界の真ん中、心に傷を負った二人は旅に出る。

あの寂しくて眩しい星空を見るために――。